CP2102 チップセット

CP2102 は高度に統合された USB-to-UART ブリッジ コントローラで、最小限のコンポーネントと PCB スペースを使用して RS-232 設計を USB に更新するためのシンプルなソリューションを提供します。
CP2102 には、コンパクトな 5 x 5mm QFN-28 パッケージに、USB2.0 フルスピード機能コントローラ、USB トランシーバ、オシレータ、EEPROM、およびフル モデム制御信号を備えた非同期シリアル データ バス (UART) が含まれています。
他の外部 USB コンポーネントは必要ありません。
オンチップ EEPROM を使用して、USB ベンダー ID、製品 ID、製品説明文字列、電源記述子、デバイス リリース番号、およびデバイス シリアル番号を OEM アプリケーションで必要に応じてカスタマイズできます。
EEPROM は USB を介してオンボードでプログラムされるため、プログラミング手順を製品の製造およびテスト プロセスに簡単に統合できます。
Silicon Laboratories が提供するロイヤリティ フリーの仮想 COM ポート (VCP) デバイス ドライバを使用すると、CP2102 ベースの製品を PC アプリケーションへの COM ポートとして表示できます。
CP2102 UART インターフェイスは、制御およびハンドシェイク信号を含むすべての RS-232 信号を実装しているため、既存のシステム ファームウェアを変更する必要はありません。
多くの既存の RS-232 設計では、設計を RS232 から USB に更新して、RS232 レベル変換器を CP2102 に置き換えるだけで十分です。ダイレクト アクセス ドライバー サポートは、Silicom Laboratories USBXpress ddriver セットを通じて利用できます。